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炭酸製造器キリツボは、オリジナル炭酸飲料を自作したい方に重宝するツールです。ジュース、日本酒、ワイン、ウイスキー、お茶、コーヒーなどを炭酸化できます。他社のソーダメーカとは、炭酸飲料の製造工程が異なります。
高圧のボンベが不要で、気軽にいつでも炭酸水の自作ができるのが特徴です。
簡単な理科の知識、どこにでも売られている重曹とクエン酸で美味い炭酸飲料が作れるので、「自分の力でオリジナルソーダをつくった」という感動を得られることは間違いないでしょう。
1回切りの消耗品ではなく、約10,000回使えます。2年間の保証が付きます。キッチンウエアとして役に立ち続けることでしょう。
動画をご覧いただければ、キリツボがどんなものなのか、すぐに理解いただけます。
概要
このキリツボは、一種の炭酸水メーカーです。
(炭酸水メーカというと、炭酸ガスボンベ(ミドボン)、ソーダストリーム(soda stream)、ソーダサイフォン、ツイスパソーダ、ソーダミニなどが有名です。いずれも、数十気圧以上の高圧炭酸ガスボンベ(カートリッジ)を用いて炭酸水を作ります。)
この商品は、上記の有名ソーダメーカーとは異なり、高圧のガスボンベは用いません。その代わりに重曹(炭酸水素ナトリウム)+クエン酸+水により得られる炭酸ガスを用いて、数気圧の炭酸ガスを飲料に溶け込ませ、炭酸飲料を作ります。
有名なソーダメーカーとは、炭酸ガスの供給方法が異なるのが、大きな特徴となります。
メリット(有名メーカーと比較)
他社ソーダメーカーと比較したときのメリットとデメリットは、高圧ガスボンベ(カートリッジ)の有無、ボトルが汎用品か否かの違いです。
・高圧炭酸ガスボンベは、高圧ガス保安法の制限をうけます。ボンベの購入、処分方法は法令により決められているため、手間がかかります。また、高圧ガスが封入されているため、保管には注意が必要です。
一方、このキリツボは、高圧ガスボンベを用いないため、供給、保管、処分の手間はありません。炭酸発生源の重曹およびクエン酸は、近隣のショップでいつでも購入可能です。処分する際も法令による制限はありません。
しかし、炭酸水を作る際の手間の少なさについては、高圧ガスを用いたタイプに軍配が上がります。
・炭酸水の作り置きは、キリツボが有利です。有名ソーダメーカーのボトルはメーカー専用のボトルを用いています。ボトルは1500円以上することがあり、数本そろえると数千円かかります。一方、炭酸水自作キットは、炭酸用ペットボトルを用いています。これは、近くのお店で売られている炭酸飲料のペットボトルと同じものです。炭酸飲料を購入するれば、ボトルは手に入ります。数本そろえるのに数百円かかるのみとなります。
・上記の通り、有名ソーダメーカーとは、仕組みが別なので、長短が分かれます。
メリット(市販品の炭酸水と比較)
・安いランニングコスト。炭酸飲料500mlを作る場合、重曹とクエン酸はそれぞれ45g程度ずつ必要となります。コストは、炭酸飲料500mlあたり、最安で約10円となります。(市販の炭酸飲料は80円ぐらいになります。)
・炭酸の強さは市販の炭酸水より上です。最大6気圧の炭酸ガスを飲料に圧入できます。動画をご参照ください。動画の左側はキットで作った炭酸水です。
メリット(KIRITSUBOの炭酸製造器シリーズ共通)
多くの感動が得られます。
・製造工程をイメージしながら作るので、「炭酸飲料を1からを作った!」という実感がわきます。
・超強度の炭酸を楽しめます。市販品では得られない感触があります。
・市販品では手に入らない、オリジナル炭酸飲料を独自に作れます。(ただし、炭酸化が難しい飲料はあります。作ったものがおいしいとは限りません。)
・ランニングコストが安いので、気軽にオリジナル炭酸飲料の試作ができます。
・製造原料(重曹とクエン酸、二酸化炭素の元)は、食品スーパーマーケット等で手に入るため、手軽です。
・多くの学生に理科の面白さを教えることができるかもしれません。簡単な理科(化学、物理)の応用で、面白いことを実現できるからです。
・ちょっとしたマジックを披露できます。見たこともないちょっと怪しげな器具で、どこにでもある重曹とクエン酸で炭酸飲料ができ上がるためです。
・器具の重量は300g程度なので、持ち運びが容易です。貸し借りをしたり、アウトドアにもっていくこともできます。
安全第一の設計
- 安全率は約3で設計されています。器具は、使用圧力(開放弁作動圧)に十分耐えうるボディを持っているということです。
- エンジニアリングプラスチックという頑強なプラスチックを素材に用いています。設計耐圧は20気圧以上となります。
- ペットボトルは炭酸用のものを用いており、ガラス繊維強化PETを用いてます。この設計耐圧は16気圧程度となります。
- 器具に開放弁を2つ取り付けております。開放弁は、器具の内圧が6気圧以上になると自動的に作動し、内部の気体を外に排出します。そのため、内圧が6気圧以上になることはありません。
6気圧。これは、自転車のタイヤの空気圧と同程度となります。または、ペットボトルロケットを飛ばす際の圧力値と同等となります。10気圧以下のため、高圧ガス保安法の規制対象になりません。
- 圧力計がついているため、内部の加圧状態を目視できます。
- 器具に過負荷(1 〜9気圧を10000回)の内圧をかけて疲労試験をし、問題がないことを確認しています。
- 無事故の実績があります。この器具と同等のものを過去3年間で1,000個以上出荷しました。事故の報告は0です。
- 上記の通り、安全設計です。しかしながら、器具そのものの欠陥によって事故が起き、お怪我、部屋の汚損、器具の破損が生じた場合は、損害賠償保険が適用され、全額弁償されます。
理科の先生でなくても、簡単に扱えます。
- 商品には、説明書が付属します。また、webで動画によるガイドを公開しています。
- うまくいかない点(例えば、炭酸が強くならない等)があれば、問い合わせをすることができます。営業日営業時間であれば、3日以内に回答いたします。
飲料と水以外は全てそろっています。
- 炭酸製造に必要なものは、ご購入時点で、全てそろっています。(ただし飲料と水は除きます)
- 重曹とクエン酸はそれぞれ1?s付属しています。500mlの炭酸飲料を20〜30本分作れます。
メンテナンス等
キリツボは、頑丈な材料で作らているので、組み立ててしまえばずっと使えます。ただし、器具本体とペットボトルの間にある「パッキン」は使用ごとに少しずつ擦り減っていきます。摩耗状態によっては、密封能力が落ちてしまい、強い炭酸水が作れなくなります。密封力が落ちた場合は、パッキンの交換をしてください。お客様の使用環境により異なりますが、約500回〜1500回の使用ごとが目安です。交換用パッキンは付属しています。
ペットボトルは傷のないものをご使用ください。傷が深い場合、加圧時に漏れが生じ、衣類等を汚損する可能性があります。鋭利なのものぶつけた、どこかに激しくぶつけ凹んだなどといった場合、交換することをお勧めします。
キリツボについて(別グレードの炭酸製造器キリツボシリーズと比較)
KIRITSUBOの炭酸製造器シリーズには、炭酸製造器キリツボ(この商品)、炭酸製造用キット高級グレード、炭酸水自作器、炭酸水自作用キットがあります。
キリツボは、食品衛生法に完全に適合した商品で、営利目的の使用に使えます。炭酸水自作器、炭酸水自作用キットよりも高価なのは、食品飲用に特化した部品を用いていることと、組立済みおよび保証があるためです。漏れが生じ機能が損なわれた場合は保証期間内ならば、無償で修理いたします。
この商品は最も高価なものですが、同機能でお求めになりやすい価格のものもございます。炭酸製造用キット高級グレードは、お客様が配管の接続作業(20分〜60分)をしていただきますが、接続後は炭酸製造器キリツボと全く同じになります。炭酸水自作器は、食品用に特化した部品を用いていませんが機能はキリツボと同等となります。炭酸水自作用キットは配管の接続作業が必要で、食品用に部品を用いていませんが最もお求めになりやすい価格のものとなります。
使用方法
炭酸飲料の自作はとても簡単に行えます。まずは、イメージです。重曹(炭酸水素ナトリウム)+クエン酸+水で二酸化炭素を発生させて、その炭酸ガスを飲料に圧入する事をイメージしてください。
次に、重曹、クエン酸、水をボトル1に、飲料をボトル2に準備したのち、ボトル1とボトル2を密封接続。ボトル1側で炭酸ガスを生成し、炭酸ガスをボトル1と2間で充満させ、数気圧に上げる。数気圧に上がった二酸化炭素を飲料に溶け込ませることイメージしてください。
以上をイメージできたら、このキットを使って炭酸水を作ることは容易です。
実際には、以下の図のような手順となります。
動画において、飲料側のボトルをしっかり振っているのは、炭酸ガスを飲料にまんべんなく溶け込ませるためです。数気圧の環境下で飲料を振る操作を行わなければ、炭酸水は得られないので、ご注意ください。強炭酸が作れないという質問をいただくことがありますが、これは、数気圧下で撹拌操作を行っていないことが原因となります。
どうやっても強炭酸水が作れない場合は、問い合わせフォームでお問い合わせください。
サービスについて
・「この商品を購入してガッカリだった!」という場合は、返品していただくことができます。その場合、ご購入額の全額をお返しします。ただし、送料はご負担いただきます。また、納品から1か月以内とさせていただきます。(返品されたものについては、廃棄いたします。)
・使用について、トラブル(どうしても炭酸が強く作れない等)がある場合、お問い合わせください。